改良メダカとは |
フナの突然変異に改良を重ねた金魚には約2000年の歴史がありますが メダカの品種改良が盛んにおこなわれるようになったのは今世紀に入ってから。 つまりまだ20年足らずの歴史しかないのです。しかもそれは日本発。 その後急速に新品種開発は全国の愛好家によっておこなわれました。 品種の数は正確にはわかっておりませんが500とも1000ともいわれています。 そして10年後には3000、5000、いや10000になるかもしれません。 アクアリウムのメジャーな月刊誌がメダカ特集を始めて組んだのが2009年、 今では全国に数あるメダカ専門店もそのほとんどは数年の歴史しかありません。 しかし現在ではその市場は金魚を超えたもいわれています。 生後約3カ月で性成熟をし誰でも簡単に繁殖を楽しめるメダカは エアレーションやフィルターなしの小さな容器でも飼育と繁殖を楽しめる という点で一定の人気はありました。それに改良がくわえられ色や体型に 多くのバリエーションがもたらされ近年人気に火が付きました。 女性ファンが多いことも他のアクアリウム趣味にはあまり見られない特徴です。 例えば都会のマンションに一人で暮らし、且つ家にいる時間が少ないという OLの方でも手軽に飼育できる稀有なペット。 一方では品種数の多さがコレクター心理をくすぐるという側面もあり、 ヘビーなマニアも急増中。 今の改良メダカ人気は一過性のブームではありません。 国民の生活に根付く大衆娯楽に向かってさらに拡大していくでしょう |
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